日本人の2人に1人が将来がんに罹患する可能性があること、各メディアでも発信がされています。
若いからがん保険はいらないというご意見も20代や30代で罹患を発表した有名人を見ていると、入らない理由にならないと感じる昨今です。
目次
今の保険は時代にあってますか
最近は医療の発達で、幸いにも早期発見のがんが多く、治せる病気になりつつあります。
治せる病気であるということは、がんになったからという理由で、会社を辞めなくてもよかったり、治療をしながら働く人が増えてきているということになります。
開発当初のがん保険は、治療費にフォーカスされたものでした。
ちょっと前のがん保険は
がんに罹患しました=がん診断一時金を支払います
というのが、ありがたいものでした。
しかしながら、この数年で
がんになり手術をし、その後治療のために病院に通う=働きながらがんを治していく
という人も多くなり、保険もそれに見合った形に変化しています。
今どきのがん保険
がん診断時の一時金、がんによる治療費に加え、がん罹患による収入減少を補填する商品が理にかなっていると思います。
ライフネット生命では、2017年からがん保険ダブルエールを販売しています。
≪画像元:ライフネット生命≫
この保険は、働きながら治療をする人をサポートすることをいち早くコンセプトとし、
がん診断一時金に加え、がんの治療費である治療サポート給付金、がん治療に伴う休職や時短勤務などによる収入減に備えるがん収入サポート給付金の2つの給付金を付加できる点
に特徴があります。
各社この手の開発が進んでいますが、家事代行サービスを紹介するなどの一時金の使い道までも提案してくれるがん患者に寄り添った優しい保険だと思いました。
がんに罹患して、働くことをあきらめる人も多い中、今は病院の先生もできるだけQOLの確保も必要と考えての治療を選んでくれる流れであり、その解決に収入減少を補ってくれるものがまさに今どきのがん保険と言えるでしょう。
就業不能の保険
多くの保険会社より発売され、すでに心配で入った方も多いと思います。
就業が全くできない場合にしか出ない補償なのか、収入減であっても支払いがされる補償なのか、1度皆さんの保険も見直してみること、必要であると思います。
治療しながら働ける新時代
働き方改革で、世間一般の会社も、さまざまな働き方が認められるようになっています。
その中で時短勤務もその1つの方法です。
出産のためにこの制度を使用する方も多かったと思いますが、今ではこのような病気などでの時短勤務という働き方も進んできています。
がんに罹患しても、治療しながら働ける社会が今の時代です。
ぜひ自分の将来を考えたときの万が一、働きながら治療を受けられる保険の見直しをしてみてください。