節約生活は「買うとき」から始まっている 意外と高い維持費がかかるもの

 
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続けられる? 「高機能シャワーヘッド」

シャワーヘッド部分にカートリッジを入れる高機能シャワーヘッドが人気です。

水の塩素を除去したり、香りがついた水になったり「あればいいな」と思う機能です。

筆者は美容院ですすめられた高機能シャワーヘッドを購入したことがあります。

2万円以上の高い買い物でしたが場所が美容院になると財布の紐がゆるくなり、カット代とあわせて支払いました。

しかし、実際にカートリッジを入れたシャワーヘッドはとても重たくなり、洗髪が終わるころには腕がくたくたでした。

結局、カートリッジを入れたのは最初の1回だけです。

カートリッジは消耗品のため買い替えが必要です。

ものによりますが、だいたい2~3か月で3,000円のカートリッジを交換します。

約1年で本体以上の維持費がかかることになるのです。

筆者は1年経過する前に千円程度のシンプルなシャワーヘッドに戻しました。

実際に使った人の中には「よかった」と感じる人もいるため良し悪しについては言えません。

ただ、「肌にいい」「髪が潤う」と言われると「余計なものを買い足すより得かも」と思いますが、高機能シャワーヘッドの維持費は意外と高いです。

メリットもあるけれど「ハンドソープのオートディスペンサー」

手を洗う機会が増えました。

家庭内でも以前よりも手洗いに気をつかうようになったのではないでしょうか。

小さな子どもがいる家庭では、手洗いに興味を持たせるために泡で出るハンドソープや泡の形がかわいい容器を選ぶようです。

さらに最近は、ハンドソープが非接触で使える家庭用のオートディスペンサーもあります。

しかし「オート」といえば電気です。

ハンドソープのオートディスペンサーの多くは電池式で、頻度が多ければ電池交換の頻度も上がります。

オートディスペンサーは、電池が切れるとハンドソープが出てこなくなるため、電池は必須です。

オートディスペンサーや電動式歯ブラシのように「洗面所で使う便利なもの」は電池式が多く維持費がかさみます。

小ぶりの電池式グッズは本体の値段が手ごろなため、気軽に購入しがちですが電池の維持費は想像以上に高いため要注意です。

また、ハンドソープのオートディスペンサーは電池を入れる部分が下についていることが多いです。

どうしても下の部分は濡れるため、使い方によっては寿命が短くなりコスパが悪くなることもあります。

モノを買うときには「そのモノの価値」と値段を天秤にかけて考えがちです。

しかし最近増えている「便利なもの」は電池や電気を使うものが多く、買うときに維持費も考える必要があります。

買ってから節電や使い方に工夫が必要になっては困ります。

節約は買うときから始まっています。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)

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